ARMISの目的・ビジョン

大学の研究成果を、市場が求める“形”として事業化し、産業を発展させると共に大学研究室の更なる高度な研究の推進に寄与することを目的とする

研究成果の応用技術で多くの企業と連携し、新たな製品、新たな生産技術を生み出すことで企業間連携構築の役割を果たす

研究成果を活用し、海外展開を図る

営利活動を通し、市場の技術的ニーズを把握することで将来技術の方向性を掴み、より高度な大学における研究の推進に貢献する

研究成果を事業化することで、学生の技術者としての向上意欲の醸成を図る

研究成果を事業化することで、地域産業界に”学”との連携の効果を示す役割を果たす

代表メッセージ

代表取締役会長
野口 敏彦

ARMIS = ”Advanced Rotating Machinery and Intelligent Systems”

株式会社アーミスは、工学部電気電子工学科の野口敏彦教授を中心にして、機械学科の朝間淳一准教授、ならびに上場企業での取締役経験者数名が参加して、2017年4月にイノベーション社会連携推進機構内に設立された静岡大学発ベンチャー企業です。

野口研究室の成果であるモータ及びモータドライブ制御、そしてパワーエレクトロニクス技術をベースとして、静岡大学と浜松を基盤とした地域産業界との連携を積極的に進めていくことを指針の一つと考えて、有力な企業との間で具体的なビジネス案件の検討に着手しつつある途上です。

また、積極的なグローバル事業展開を視野に入れて、今後の成長市場として期待の大きいインドにおいて、ローカルNo.1のエアコンメーカーをパートナーとして、同社への技術者教育、開発支援及び共同開発に取り組み、着実に実績を積み上げています。

モータやパワーエレクトロニクスは、家電・住宅設備から、昨今話題のEV(電気自動車)といったあらゆる産業分野に応用され、省エネルギーや自動化といった環境保護や社会的な要請を製品として実現する上で重要となる「コア技術」の一つであると共に、国内のみならずグローバルでもまだまだ競争力を発揮可能な技術であると考えております。

日本においては、往々にして優位な保有技術が事業化に結び付かず、諸外国の強力な産学連携の取り組み等に後塵を拝する傾向があることは否めません。

その中でも大学発ベンチャーの多い静岡大学で、技術成果を産学、地域、企業間、海外と連携していくことで事業化に結び付け、人と社会にお役立ちすることを目指して、これから頑張って参ります。